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交換時期を超えた歯ブラシは危険!歯や歯ぐき守るために必要なこと

DATA:2018.04.12

歯や歯ぐきを健康で美しく保つためには、毎日の歯磨きはとても大切です。

しかし、使用している歯ブラシの交換時期をわかっている人は少ないと思います。

歯ブラシは掃除道具です。お口の掃除道具である歯ブラシ、どんな歯ブラシを使うかは歯磨き粉も同じですがとても大切です。

1. 歯ブラシの正しい交換時期は?


1-1 歯ブラシの寿命は1ヶ月!

皆さんは毎日何回歯磨きをしていますか?

「朝だけ」「夜だけ」という方もいるかも知れませんが、基本的には「毎食後磨く」と言うのが理想的です。

ずばり、『歯ブラシの寿命は約1ヶ月』です。

思ったより短いという方もいるかも知れませんね。

「2~3ヶ月は使っていた」という方は、これから1か月ごとに歯ブラシを交換してください。

1-2 毛先が広がったらすぐ交換


たとえ1ヶ月未満でも、歯ブラシは毛先が広がったら寿命といわれています。

『毛先は歯ブラシの命。』

すぼまった毛先だからこそ歯の汚れや歯垢を書き落とすことができるのですが、毛先が広がれば、毛先のコシがなくなり、弾力性も汚れをかきだす能力も落ちます。

つまり、毛先が広がった歯ブラシでいくら丁寧にブラッシングをしても歯はきれいになりません。

これは電動歯ブラシにも同じことがいえます。電動歯ブラシのブラシ部分も広がってきたら即交換してください。

あまり早く歯ブラシの毛先が広がってしまうという場合は、力を入れてブラッシングし過ぎているという場合があります。適度な力でソフトにブラッシングするよう心がけてみましょう。



2.古い歯ブラシを使い続けると・・・

2-1虫歯や歯周病になりやすくなる

毛先の広がった歯ブラシでは、汚れを十分に落としきることができません。

その結果虫歯や歯周病になりやすくなります。

「丁寧にブラッシングしているのになぜか虫歯や歯周病になってしまった」という方は一度ご自分の歯ブラシを見直してみてください。毛先が広がったものを使い続けてはいませんか?

2-2歯ぐきや歯を傷める

毛先が広がった歯ブラシというのは弾力性が失われています。

そんなものを歯ぐきや歯にこすりつけていれば歯や歯ぐきを傷つけてしまいます。

「歯ぐきが腫れてもいないのに歯磨きのあとに良く出血する」「虫歯でもないのに熱いものや冷たいものが歯にしみる」という場合は、古い歯ブラシを使っているせいで歯や歯ぐきが痛んでいるかもしれません。

2-3歯ブラシは汚れていく!

歯ブラシをこまめに変えたほうが良いもうひとつの理由は清潔さ、衛生面を保つためです。

お口の中にはおよそ1000億から2000億の細菌がいるといわれています。しかしそれはよく歯を磨く人であり、ほとんど歯を磨かない人の歯には何と1兆個の菌が住みついているといいます。それをしっかり取り除くのが歯磨きの目的です。

汚れた歯ブラシを使い続けていれば口臭の原因になる可能性もあるのです。


↑古い歯ブラシの毛先に付いた細菌

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