わたなべ歯科クリニックは福岡市西区今宿駅前にある一般歯科、予防歯科、歯周病治療、小児歯科、矯正歯科、ホワイトニング、義歯、インプラントを営む歯科クリニックです。

インプラント治療Q&A(よくある質問)

DATA:2019.08.01

こんにちは、福岡市西区の歯医者、わたなべ歯科クリニックです。
インプラント治療において、よく質問される内容を説明していきます。

Q1  インプラントは安全ですか?
インプラント手術におけるあってはならない医療事故として「神経損傷」と「血管損傷」が挙げられます。これらは現在ではレントゲンやCT撮影事前診断によりを骨の形や神経・血管の位置などを正確に把握することによって防ぐことができますのでご安心ください。当院ではこのような医療事故はこれまでありません。
先の医療事故とは別に「インプラントが骨とくっつかない」という場合があります。実は、これは何の問題もなく普通にインプラントを埋め入れを行っても、統計的に3〜4%ほどの確率で発生します。原因としては、インプラントはチタンという生体親和性物質ではありますが、初めて体に入ってきた異物を体から排出しようとする体の防御反応が勝ってしまう場合や、ある一定の骨の質などの影響が考えられます。ただし、このような場合は一旦インプラントを撤去した後、中を洗浄して綺麗にし、再度埋め入れ手術を行います。ほとんど2回目の埋め入れでインプラントと骨がくっつきます。3回目は滅多にありません。

Q2 インプラント治療を誰でも受けることができますか?
基本的に健康な方であれば、どなたでも治療を受けていただくことが可能です。
ただし、インプラント体を埋め入れる部分のあごの骨が不足している方は、骨造成法による増骨処置を行う必要があります。また、高血圧や心疾患、糖尿病、骨粗しょう症、肝機や腎臓の機能障害などの全身疾患をお持ちの方や喫煙者は、注意が必要です。年齢の上限はありませんが、骨の成長が終了する20歳ぐらいから治療を受けることが望ましいです。
いずれの場合も事前に歯科医師とよくご相談ください。

Q3 失った歯をそのまま治療しないでおくとどうなりますか?
最も良くある例の一つは、隣や向かいの歯が動いてしまうことです。歯の抜けた所に隣の歯や、噛み合わせ相手の歯が上下に動き、入り込むことがあります。それが噛む機能や歯の配置に影響し、顎の関節を痛めたり、頭痛/偏頭痛になることもあります。また、抜けた部分の骨の厚みと幅が減っていき、将来の治療方法の選択肢が無くなってしまう可能性があります。


Q4 インプラント手術は怖くないですか?
手術自体は麻酔を行うため痛くありません。
麻酔が切れたあとの痛みや腫れは多少ありますが、すぐにおさまります。手術後は鎮痛剤を処方しますので、それほど痛みは気になりません。
インプラント手術は1時間くらいで終了します。(複数部位、複数本数インプラントを埋め込む場合、骨造成などを同時に行う場合は、それ以上かかる場合があります)。

Q5 喫煙はインプラントに影響がありますか?
喫煙は手術後の治癒過程において、悪影響を及ぼしますので止められた方がよいです。
歯周病に大きく影響するのと同様に喫煙者のインプラント長期生存率は20%以上下がると言われていますし、全身的にも様々な影響があるわけですから、治療を契機にお止めになることをお勧めいたします。

Q6 治療期間はどのくらいですか
インプラントの手術後、インプラントが骨と結合することで機能するようになります。
インプラントと骨が結合するのに、下顎で約2~4カ月、上顎で約4~6カ月です。
お口の中の状態(歯・骨・粘膜)や、全身疾患や治療法によってもう少し長くなる場合があります。

Q7  インプラント治療のメリットは?
インプラント歯科には多くの利点があります。第一に、患者さんが失った歯を置換する上で、インプラントは 有効な選択肢の一つです。インプラントは1本の歯から歯列全体までを置換することが出来ます。更に、インプラントは、より柔軟な修復的治療法をとることを可能にします。インプラントは単独の歯冠、ブリッジ、部分/総入れ歯の支えとなります。また、インプラントは収まりの悪い既存の部分入れ歯・総入れ歯の維持力を高め、更に、取り外せないスパンの長いブリッジの支えにもなります。他に、食物をよく味わえ、効率的に様々な物を噛めて栄養・健康向上につながります。最後になりますが、ご家庭での手入れと定期的なプロの歯科クリーニングをすれば、天然の歯同様に長持ちする点も大きな利点です。

Q8  インプラント治療のデメリットは?
他の治療法と比べ治療完成までに、時間がかかります。また保険非適応となるため、治療費が他の治療よりも高額になります。(但し、治療費は医療費控除の対象になります。)

Q9 歯科インプラントの寿命はどれくらいですか?
現在一般的に使われているチタン製インプラントは約50年前から使用されており、適切なセルフケアと定期的なメンテナンスを行えば、健康な状態で長期に機能することが証明されています。
しかし、治療後のメンテナンスを十分に行わなければ、インプラント周囲炎などのトラブルが発生することがあります。インプラントのみでなく、口の中全体の口腔清掃をしっかりと行い、インプラント周囲炎を予防することが大切です。
インプラントの上に装着する人工歯(上部構造)については、天然歯の詰め物・被せ物と同様に欠けたり外れたりすることがあります。また天然歯と違い、インプラントの人工歯はアバットメントを介してインプラントにネジ止めされていますが、このネジが緩むことがあります。定期的に検診を受け、咬み合わせやネジの緩みをチェックし、トラブルを予防することが大切です。

Q10 インプラントには特別なお手入れが必要ですか?  
インプラントの手入れは、天然の歯の手入れと似ています。天然の歯同様、歯ブラシと糸ようじ(フロス)を使えます。もちろん虫歯はできませんが、歯周病と似た、周囲の骨の欠損には要注意です。歯科医や歯科衛生士より、良い手入れのための道具や指導を得られるでしょう。インプラントを良い状態に保つため、健診や専門家による歯科クリーニングを推奨します。こうした指示を守って頂くことで、インプラントの寿命は延ばせるでしょう。


Q11 インプラント治療はどのくらいの費用がかかりますか?
インプラントの種類・本数、かぶせ物の種類、患者さまの顎の骨の状態等によって異なります。手術からかぶせ物まで含めて1本あたり30~40万くらいになります。従来の歯科治療と比べると高額な料金ですが、各工程で緻密な作業と精確な技術が必要となる高度な治療を受けることができます。ただし本数が増えることで、1本あたりの費用は安くなります。
ご相談・カウンセリング⇒CT検査・診断⇒治療計画の説明をさせていただき、具体的な金額をご提示させていただきます。
ご納得いただいたうえで手術を行わせていただきますので、ご安心ください。
インプラント治療は自費診療の為、医院によって料金も変わります。
1本10万円などインプラントの1本あたりの単価は安くても、インプラントメーカーが3流(いわゆるジェネリックインプラント)だったり、その他、薬剤やかぶせ物などが高額だったりするなどのケースも存在すると聞きます。【1本あたりのインプラントのみの単価】に惑わされる事なく全治療の総額、補償などでご検討ください。

Q12 インプラントの保証はありますか?
メインテナンスの来院をされていることが条件となりますが、当院では、インプラント本体について長期10年間または5年間、上部構造冠(人工歯)については5年間の保証期間を設けております。



Q13 医療費控除について教えてください。
国の制度を利用すれば費用を抑えられる可能性があります。
インプラントは医療費控除の対象なので、一定の金額の所得控除を受けることができます。
歯科治療では、保険のきかない自費診療も対象になるので、確定申告をする事により、減税されます。
詳しくは『医療控除について』のページ、あるいは国税庁のHPを参照してください

Q14 支払いにクレジットカードを利用できますか? 
インプラント治療は、保険外診療になります。保険外診療に関しては、現金もしくはクレジットカードの支払いが可能です。


Q15 格安インプラントにご注意ください。その1
自費治療であるインプラント治療の相場は、国内では約30万円~50万円といわれています。
しかし、中には10万円代で受けられる歯科医院も増えており、いったい何がどう違うのだろうと疑問に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、歯科医院によってインプラント費用に差がある理由や、歯科医院選びの注意点についてまとめました。
1.掲示されている値段は、インプラント体だけの値段かもしれない
インプラント治療の相場である約30万円~50万円という金額には、インプラント体だけでなく、あらゆる費用が含まれている場合がほとんどです。
具体的には、インプラントの手術費、複数回のレントゲン撮影や模型作成などの事前の検査費、インプラント体に接着する人工歯などの材料費、印象(型とり)費用、術後の消消毒費やお薬代などです。
そのため、格安な費用が提示されている場合、顎骨に埋め込むインプラント体のみの価格であったり、手術費のみであったりという可能性も考えられます。
中には、最初に提示された金額は10万円程度でも、後から必要な費用を加えていった結果、相場よりも高くなってしまったというケースもあります。
事前のカウンセリングの際には、金額の内訳について確認を取るようにしましょう。


Q15 格安インプラントにご注意ください。その2
2.三流の安いインプラントメーカーを使っているかもしれない
現在、世界では200社以上、国内でも50社以上のインプラントメーカーがあります。
新規参入企業も多いため正確なメーカー数は把握できていないのが実情です。
競争も厳しく、新規参入企業の倒産や撤退なども少なくないようです。
メーカーが倒産や製造を中止してしまうと、将来保証やメンテナンスを受けられなくなる可能性も考えられます。実績の少ない小さなメーカーでは、10年後、20年後に存在しないかもしれません・・・。
世界では、十分な臨床データが揃っていると認められたのは5社のみです。
  わたなべ歯科クリニックでは、それら一流メーカーのものしか使用しません。
①当院では採用しておりませんが、某3流メーカーの安いインプラント体の中には、経費を抑えるため、 1)インプラント本体 2)アバットメント(支台・2次パーツ)が、1つになってしまっているものもあります。
②医院によっては、1)インプラント本体のみを「インプラント」と表現する場合もあり、安く治療費が提示されている場合があります。
費用が安い場合は、使用するインプラント体がどのようなものであるか、確認してみることをおすすめします。

【信頼の高い、5大インプラントメーカー】


Q15 格安インプラントにご注意ください。その3
3.CT撮影ではなくレントゲン撮影のみかもしれない
昔は、インプラント前の検査にパノラマレントゲン写真のみを使用して、歯や顎骨などの状況を把握していました。そのインプラントを今でも問題なく使えているという方も、もちろんいらっしゃいます。
しかし現在は、CT撮影を行い、骨の厚みや奥行き、神経や血管の位置まで精密に把握した上で手術を行うのが必須となっています。
レントゲンよりも状態が詳細に把握できるだけでなく、撮影したデータを利用してシミュレーションもできるため、スムーズな処置が可能になり、体の負担軽減にもつながるのです。
とはいえ、全ての歯科医院でCT撮影が受けられるというわけではありません。
インプラントの価格が安いなと思ったら、CT撮影による検査を受けられるのか、尋ねてみるとよいでしょう。


4.保証期間が無い、もしくは保証期間が短く不十分かもしれない
インプラント治療は、5~10年の保証があるのが一般的です。
安価なインプラント治療をしている医院は、保証期間がない、もしくは短い傾向があります。万が一のことがあったとき、どのくらいの期間、どの程度の割合まで保証してくれるのかを、事前に確認しておきましょう。
福岡市西区のわたなべ歯科クリニックでは、まず、インプラント無料カウンセリングから始めます。
インプラント治療は、他の歯科治療と異なり外科手術を伴います。
そのため、長期的な治療とメンテナンスが必要となってきます。
まずは問診を行い、インプラントを入れたい理由やご要望をお伺いします。その後、診察・レントゲン撮影・骨量のチェック等を行い、インプラント治療を効果的に行えるかどうかを判断していきます。
患者様によって手術法や使用するインプラントの種類・治療期間・治療費等が異なりますので、ひとりひとり詳しくご説明させていただきます。
手術に対する不安もあると思いますが、心配なことは医師に確認し、安心して手術を受けられるようにしましょう。

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